『立体の面白さ』
元々木工には興味がなかった泉さん。
それより絵が楽しかった。
しかし、木工をやり始めてから
平面より立体の面白さに気付き木工にのめりこんでいった。
『天然のものをつくる』
親父さんの後を継ぎ木工を志した。
木工の道を目指してから
工芸・木工所を見に、数カ月かけて日本全国を回った。
”自分の所の長所は何か”
どこにも負けなかったのは、
天然のものを(天然の木から)作っているということだった。
親父さんは、木を切る所から製材、加工まで全てを行っていた。
このことが”天然もの”を作ることに繋がり、他に負けない長所となっていた。
『お客さんの欲しい物を』
これが泉さんのポリシー。
職人さんの中には、
「絶対こうした方がいい」
という頑固な人も多い。
しかし、泉さんは「絶対こうしなきゃいけない」ということは言わない。
お客さんの要望に応え、
なるべくお客さんに寄り添うように商品を作っている。
そのためには、自分がやったことがないことでもチャレンジする。
また、値段以上の価値を提供したい
という想いもある。
無垢で作ったものは修理が可能であり、長く使っていただける。
お客さんの欲しい物を値段以上のクオリティで提供する。
これが泉さんの想いである。